色づく紅
今回すんません、てんぱってて紫陽花画像で。
日照が発色に関係するヤマアジサイ‘紅’です。
咲き始めの5月23日。
続いては6月1日。ほんのり色が出て来てます。
最後は6月7日から現在の姿。真っ赤になって嬉しいです。
あとは他にも日向紺青あたりも咲くといいんだけれど……。
SCATでした。
今回すんません、てんぱってて紫陽花画像で。
日照が発色に関係するヤマアジサイ‘紅’です。
咲き始めの5月23日。
続いては6月1日。ほんのり色が出て来てます。
最後は6月7日から現在の姿。真っ赤になって嬉しいです。
あとは他にも日向紺青あたりも咲くといいんだけれど……。
SCATでした。
「やられた!」
今朝方、庭に出てみたところ、
ギボウシ‘ジューン’の輝く覆輪葉の株元に……、
こんもりほかほかの糞が。
基本的に犬猫に恨みはないので、
とんがりとがった猫よけやら忌避臭を発する物とは無縁な生活を送っていたのに。
ヤマブキソウとヒメイチゴノキは無事だったのでいいんですけどね。
猫は芝生とかふかふかの土なんかが大好きらしいのですが、
脱糞された場所は、先日いろいろ植え替えるために掘り返し耕して、
珪酸塩白土や腐葉土・堆肥をたっぷりすき込んだところ。
しかしよくまあ見つけるもんだなあ、とちょっぴり感心。
さて、植物を育てるようになってから、
初めて好きになった季節・春はやはり芽吹きの季節。
今回もケータイで撮れた写真でお茶を濁そうっと。
(ラナンキュラス 4/21)
(ユキザサ 4/22)
(原種チューリップ・プルケラ‘リトルビューティ’ 4/22
貰ったタルダに3球だけ混ざってた様子)
(ギボウシ‘ジューン’ 4/27
この株元ですよ。この頃はまだ葉も小さかった……)
(イカリソウ‘楊貴妃’ 4/27
やはりケータイではキレイに撮れない)
(ボロニア・ピナータ‘ホワイトラブ’ 4/27
ほったらかしなのに冬を越えてくれて、また柑橘系の芳香を放つ)
(オステオスペルマム・シンフォニー‘オレンジ’ 4/27
これが一番撮りづらい……もっと輝くオレンジなのに)
(タイツリソウ{ケマンソウ} 4/27 このピンクもなあ……)
(ヤマブキソウ 4/27 こう見えて毒草です)
(カザグルマ 5/2 MY誕生日を祝うかのように咲いてくれた愛いヤツ。
花径10cmもある日本自生の原種クレマチスです)
(ヒメウツギ 5/2 最後は清楚に。
旧い写真から順に上げてたから消化しきれない……ううむ)
SCAT
ここ数日、花冷えということで、
冬に戻ったかのような気候が幾らか続きました。
桜の花期に引導を引き渡し、
また次の花へとバトンタッチするタイミングなのでしょう。
三回目の春を迎えて、
流石に生育の遅い我が庭の宿根草たちも咲きそろってきたようです。
趣味によってかなり偏りがあったり、
うっかり撮影前に花期が終わってしまったりで、
全ては見せられないのですが(タツタソウが惜しかった)、
ちょっぴり上げてみます。
バケリ‘ライラックワンダー’
(2008/4/12)
昨年の球根はうっかり保管ミスで、残ったのはこの数本。
タルダ
(2008/4/12)
花苗を幾らか買ったらプレゼントされました。
また原種が増える……。
手前で打ちひしがれているのがクルシアナ・クリサンサ。
プルケラ・アルボコエルレア・オクラータ
青っぽい原種、まだ珍しいようで結構な価格が……。
増やしていっぱいにしたいですね。
以上の苗は基本的に原種のチューリップです。
環境を選べば植えっぱなしも可能、ということで、
現在レイズドベッド&ロックガーデンを絶賛構想中。
夏前には何とか……?
原種は他にもバタリニー‘ブライトゼム’、クルシアナ・クリサンサがあるのですが、
ネボスケなようで、まだ蕾も出てきません。
咲いたらまたいずれ上げてみましょうか。
最後はマイ・フェバリット四天王の二、
ヤマシャクヤクです。朝方に雨が上がって水滴がいい感じでした。
ヤマシャクヤク
(2008/4/11)
流石に鈍感な現代人でも、そろそろ体感する「春」の到来です。
我が庭の花卉も、ほとんどの物が花芽や葉芽を伸張しておりますが、
そんな中で、既に散ってしまった花もちらほら。
前回紹介したスノードロップなぞはその典型で、
ほんとに早春の一時だけしか愛でることが出来ないのですが、
だからこそ、この時の為に一年間世話をする愚直さに酔いしれてます。
サクラの花が美しいのは、やはり散るからなのですね。
こちらも既に花を終えたのですが、
大好きなもう一つの花がバイカオウレン。
梅の花に似ている黄蓮、という意味のようです。
常緑の可愛らしい葉から「五加葉黄蓮」とも呼ばれるとのこと。
基本的には日本の山野草で、
あまり野山で見かけたことはないように思うのですが、
小さすぎて見落としてるだけなのかも知れません。
背丈は10cm〜花は直径1cmくらいでしょうか。
これでも数ある黄蓮の中では、最も花が大きいらしいです。
アプローチにあるイロハモミジの根元に昨年地植えした株は、
夏のあの暑さで葉が焼けてしまい、
その後、枯れてしまったかと思っていたのですが、
何と、枯葉の合間から一本だけ花茎を伸ばし、見事に咲いておりました。
丈夫さに定評のある草だけに流石です。
写真は3号鉢に植えて養生した株です。
現在はこの草に独特の実がなるのを愉しみにしております。
根が浅く張るので、そのうちカザグルマの下草に寄せ植えてみようかしら、
などと考えております。
ビバ和風。
(在りし日の……2008/3/2)
まだまだ寒い日が続いておりますが、
続々と芽吹く春植物を見ていると、春の訪れを感じます。
早い物は1月中に、2月現在では殆どの春咲き種が、
元気に芽を出してます。
恐らく地温や日照時間等の変化に反応するのでしょうが、
こと季節の移ろいに関しては、
現代人ってかなり鈍感なのかも知れない、などと思う次第です。
さて、我が家の草木達はどうかというと、
今年の一番乗りはやっぱり、スノードロップでした
(昨年から咲きっぱなしのものも一部ありますが……)。
昨年早々にエルウェッシーの苗を幾つか購入し、
さらに追加でニヴァリスも……というくらい好きなお花です。
かなりの小ささと地味さで、
日当たりの良いアプローチの棚に置いとくと、
家に面した道路からは見えないくらいなのですが、
個人的に一目惚れした4つの花(通称:我が庭の四天王)の一つで、
この花がなければ、こんなにガーデニングにハマることもなかったかも。
案外近所で見かけないのもポイントですね。
ホントは地植えにして群生させたかったところですが、
大型のエルウェッシーでも15cm程度、
ニヴァリスは10cm前後の小ささなので、
現在どうしたものか思案中です。
昨年の高温多湿の夏を、なんとか乗り越えて咲いてくれたので、
花後に植え替えと(珍しく)お礼肥でもあげようか、
などとも考えてます。
うつむき加減にそっと花をつけるスノードロップは、
早春に咲いて夏前にはあっという間に見られなくなる、
典型的なスプリングエフェメラル(春の妖精)。
栽培は、夏越しにさえ気を付ければとても簡単なので、
オススメのお花です。
(2008/2/17)
[手前の葉はギンバイカ、背後はヒメイチゴノキとユスラウメ、ダイアンサス]
TrackBack URI : http://www.shobunkan.com/blog/wp-trackback.php?p=215
Comments (0)暮れも押し迫った昨年の12月22日、父が死んだ。
肺気腫。
16年間患って、担当医が首を傾げること数回、
これまでは気力と体力で持ちこたえたけれど、
さすがに力つきたようだった。
入稿時期に重なった親不孝者は、
帰省したはいいがトンボ帰りで戻ってきて、
じっくりとお別れする暇もなかった。
昨夏の帰省で、なんとか孫の顔は見せられたが、
それが最後になった。
一昨年、買った家を見に来る予定もあったのだけれど、
それも叶わなかった。
離れて暮らしている以上、
ある程度の覚悟は出来ていたのだけれど、
思った以上に実感がわかない。
母と兄、妹とも、実感がわかないまま、
あれこれと忙しく葬儀に臨んだ。
通夜の日と本葬の当日は、
それまで寒風が吹き荒れたのが嘘のようにベタ凪で、
最後まで晴れ男だったようだ。
焼き場で、最後に我が家の庭の象徴として、
8種類の木の葉や実を棺に入れた。
ヒメシャラの実、
ユスラウメの葉、
キンポウジュの実、
シマトネリコの葉、
イブキジャコウソウの葉、
イロハモミジの葉、
ドウバネムノキの葉、
ハナセンナの葉。
ちょっとセンチメンタルだけれど、
こちらの8人の家族の代わりに、と合掌した。
思い起こせば7年前の冬、やはり危篤状態だった父の病床、
その枕元には赤々としたナンテンの実が飾られてあった。
正月用に、と知人が活けてくれたものだった。
とても植物が好きな父で、
家の改築の際に、私と同じ年の柿の木を伐ってしまったことを、
ずっと残念がっていた。
イチジク、コケモモ、イチゴ、アケビ、ウグイスカグラに木イチゴ……、
今の我が家に果樹を多く植えたのは無意識に、
食いしん坊で植物好きの父に見せたかったのかも知れない。
漸く地震の爪痕も癒えた故郷の町は復興逞しく、
新たな日常を紡ぎつつあった。
こちらに帰ってくると、待っていたかのように、
四季なりのイチゴが北風の中で青い実を付けていた。
見てくれているだろうか?
TrackBack URI : http://www.shobunkan.com/blog/wp-trackback.php?p=204
Comments (0)順当に行けば今年最後のブログ当番、SCATです。
いよいよ寒風吹きすさむ冬の到来です。
我が庭も、紅葉するものはし終わり、
落葉の季節、ちょっとしんみりしております。
この時期は、園芸的にやることはないように思われるかもですが、
実は来春のために準備することが案外多いのです。
寒肥にはまだ早いですが、枯れ枝の整理、
落葉樹の剪定、中耕にマルチング、北風対策の支柱立て、
先日購入したビニール温室に耐寒性に劣る鉢を移動、等々。
秋咲きの球根は基本的には堀り上げ済みですが、
ジンジャーリリーやダリアの葉はまだ枯れずに残ってて、
このまま越年もやむなし状態。
更にうちのガウラは何と、まだ咲いていたり
(基本的には夏の花で、今年最初の開花が4月頃)するのです。
シクラメンやらゼラニウムは勿論咲き続け、
宿根ネメシアや源平咲きのチェリーセージ、
新参のレモンマリーゴールドも咲いてます。
そうこうしている内に、スノードロップやらラナンキュラス、
原種チューリップやフリージアの芽も出てきて、
これらに四季咲きのナデシコ‘もも香’や、
日本スイセンに琉球ツワブキ、ヘレボルス‘ニゲル’、
冬咲きのクレマチス原種‘シルホサ’に‘ウロフィラ’、
ワイルドストロベリー(こちらも着果中!)を併せると、
実は真夏よりも賑やかなのかも知れない不思議な我が庭なのです。
来年はいよいよ2年目、宿根草の世話が大変になる分、
もっともっと賑わいを見せてくれることでしょう。
在りし日のダリア11/7
TrackBack URI : http://www.shobunkan.com/blog/wp-trackback.php?p=192
Comments (0)またもや携帯から書き込む羽目になったSCATですが…、
ゴーグル、かっこいーっすね。
因みにsnicker氏の愛車(バイク)は、
会社のあるビルの一階に停められてるエリミネーター(愛称エリ様、モスピーダ他)。
テールに燦然と輝くサイクロンマークが素敵。
さて、いよいよ寒くなってきたのですが、
秋咲きの球根(主に春植え)の栽培が上手くいかず、わりと寂しい我が家の秋です。
ジンジャーリリーは夏前から伸びるだけ伸び、
未だ葉っぱは青々してるものの、
花穂はまったく出て来る様子なし。
アシダンセラは三球の内、一株は見事に咲いたのに、他はやはり青葉状態。
オオキツネノカミソリなんかは春〜夏、更に今まで変化なしで、
この夏の暑さはかなり影響したのかもです。
他は多分、肥培しなくちゃならないところを、
私のスパルタ栽培(放任かつ大自然の意)により、
成長しきれなかったのではないか、と踏んでます。
そんな中、花期の長いガウラ、
買ってきたトルコ桔梗やチェリーセージなどに混ざって咲いてるのが、
夏植えにして秋咲きを狙ったボール咲きのダリア。
花径は12cmほどで、私には珍しく大輪なので、
青い花は通りから目立つようです。
ダリアというのは案外困った花で、
通常は夏咲きのくせに暑さに弱く、耐寒性にも勿論乏しく、
更には変わった咲き方をするのでまとめづらい…等々、
気難しい側面が敬遠されてか、
60〜70年代には時代の寵児の如く持て囃されたのが嘘のように凋落、
花壇で見掛けることが少なくなった悲運のエース。
それでもその綺麗さ見事さは、
また来年の再会を約束したくなる魅力に溢れております。
…エカキムシさえ出なきゃなあ……。
TrackBack URI : http://www.shobunkan.com/blog/wp-trackback.php?p=180
Comments (0)原田真二の『タイムトラベル』という曲をご存知だろうか?
代表曲『キャンディ』に次ぐ認知度、『愛してかんからりん』よりはヒットした名曲。
「時間旅行のツアーは如何?」と繰り返すサビを記憶している方も居るかも知れない。
その中のフレーズに「蕃紅花(サフラン)色のドアを開けた〜よ」という箇所があって、
当時の私は「サフラン色って何色?」と悩んだものだった。
今年の猛暑の影響か、秋なのに咲いてしまう春の花に混じって、
我が庭でもやっと咲き出した秋の花、サフラン。
土に植えないで机の上に転がしてても、
日照さえあれば開花するほど手が掛からない球根だ。
花はきれいな紫色なのだが、特徴的なのは三本の赤い雌蘂。
この雌蘂を乾燥させて集めると、世界一高価なスパイスとなる。
香辛料としてのサフランの使い方では、
成分を抽出したお湯で米を炊く「サフランライス」が最もポピュラーだろう。
そこで「サフラン色」の謎に戻るのだが、
サフランライスは俗に「黄色」である。
そんなことから、当初の私は「サフラン色=黄色」と思いこんでいたのだが、
実はスパイスとしてのサフランは、雌蘂の色通り「赤い」のだ。
スパイスに凝ってた頃は「サフラン色=赤か黄」と信じ込んでいた。
更に最近、花を愛でるようになってからは、
「サフラン=紫」という方程式が頭に刷り込まれてしまっている。
果たして松本隆はどのように考えて作詞したのか。
また原田真二はどう思って作曲し、歌ったのか。
何故か今頃になって、気になってしょうがないSCATなのだった。
TrackBack URI : http://www.shobunkan.com/blog/wp-trackback.php?p=168
Comments (0)いろいろお話伺って勉強になりました。
35階の窓から見た、夕暮れる秋のコンクリートジャングルが大変印象的で、ちょっと感動。
閑話休題。
我が庭の秋花はのんびりしてるようで、
漸くボール先のダリア、ホトトギスあたりの花芽が出現。
サフランなんかはやっと芽が出ました。
とりあえずツリガネニンジンは咲き終えたのに、
夏の花がまだまだ元気です。
ガウラ、ビンカ、ポーチュラカ、チェリーセージ。
待望のジンジャーリリーは丈ばかり伸び、流石にそろそろ心配に。
あ、今日は携帯から書き込んでます。
ですんで簡潔ですんません…また次回にリベンジをば。
追伸:10月24日発売の新生『姫盗人』宜しくお願いします!
買って見て読んでね!
SCAT
TrackBack URI : http://www.shobunkan.com/blog/wp-trackback.php?p=158
Comments (0)HTML convert time: 0.123 sec. Powered by WordPress ME