スプリングエフェメラル
まだまだ寒い日が続いておりますが、
続々と芽吹く春植物を見ていると、春の訪れを感じます。
早い物は1月中に、2月現在では殆どの春咲き種が、
元気に芽を出してます。
恐らく地温や日照時間等の変化に反応するのでしょうが、
こと季節の移ろいに関しては、
現代人ってかなり鈍感なのかも知れない、などと思う次第です。
さて、我が家の草木達はどうかというと、
今年の一番乗りはやっぱり、スノードロップでした
(昨年から咲きっぱなしのものも一部ありますが……)。
昨年早々にエルウェッシーの苗を幾つか購入し、
さらに追加でニヴァリスも……というくらい好きなお花です。
かなりの小ささと地味さで、
日当たりの良いアプローチの棚に置いとくと、
家に面した道路からは見えないくらいなのですが、
個人的に一目惚れした4つの花(通称:我が庭の四天王)の一つで、
この花がなければ、こんなにガーデニングにハマることもなかったかも。
案外近所で見かけないのもポイントですね。
ホントは地植えにして群生させたかったところですが、
大型のエルウェッシーでも15cm程度、
ニヴァリスは10cm前後の小ささなので、
現在どうしたものか思案中です。
昨年の高温多湿の夏を、なんとか乗り越えて咲いてくれたので、
花後に植え替えと(珍しく)お礼肥でもあげようか、
などとも考えてます。
うつむき加減にそっと花をつけるスノードロップは、
早春に咲いて夏前にはあっという間に見られなくなる、
典型的なスプリングエフェメラル(春の妖精)。
栽培は、夏越しにさえ気を付ければとても簡単なので、
オススメのお花です。
(2008/2/17)
[手前の葉はギンバイカ、背後はヒメイチゴノキとユスラウメ、ダイアンサス]
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