2007/8/29 Wednesday

トイレが空いてなくてキレる男

Filed under: 思い出, エロ・性癖 — da-ta- @ 10:22:46

da-ta-です。

1
小学校の低学年の頃から高校生位まで、
ソーセージやウインナーが少し苦手でした。
元々は好物だったのですが、
クラスの誰かが「チンコに似てるぜ〜」
などと言っているのを聞いてしまい、
(確かに似ている)と思った私は、
食べる度に、怖ろしく痛いような気がして
噛みちぎる事ができなくなったのでした。
しかし、味は好きだったので、
「似てない、似てない」
と念じながら内股になりつつ食べていました。

2
駅のトイレにて。
個室にいたところ、外からノックされました。
なのでノックし返しました。
すると外にいた人は、「チッ」と舌打ちすると、
「ばかやろー、なんで空いてないんだよ……」
と低く野太い声で独り言を言うのでした。
それだけでもビビったんですが、
「ちっ」とか「なんなんだよ」、「ふざけやがって」
などの言葉が徐々に大きくなり、
コツコツと壁を蹴り始め、そして
「くぉらー!」と怒鳴るのでした。
震え上がりました。

足音が遠ざかったので、
(帰ったかな)と思っていたら、
駆け足の音が聞こえ、
その足音が間近に迫ると、
ズンッと壁を蹴る音が響きました。
音の聞こえ方から想像するに、
高い位置を蹴っているようでした。
助走をつけて跳び蹴りしてるのです。

幸い、私の隣の個室が先に空きました。
怒っていた人は、
個室へ入り、小さい声でブツクサ言っていました。

安心して外に出ると、
(どんな人なんだろう)
という興味が湧いてきました。
怖そうなヤンキーとか、
かなりコワモテの人を想像していました。

トイレに戻り、鏡の前で髪型を直すなどして
待っていると、やがて出てきたので、
怖々見ると、普通以上におとなしそうな人でした。
真面目な大学生、という感じです。
人の出入りが非常に少ないトイレでもありましたし、
間違えようがありません。
確かに彼がキレていたのです。
ちょうど売店で何か買いそうだったので、
近くに寄って様子を見ました。
店員さんに、
「あ、麦茶ください」とか
「あ、200円で」とか言っており、やはり
普通以上におとなしそうな感じでした。

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