2007/7/10 Tuesday

夏が来〜ると思い出す〜遙かな尾瀬ぇ〜!

Filed under: 思い出 — doku-kinoppy @ 11:50:50

茸です。

昨日のPEPEのブログを読んでいたら、MACの横を小さい蟻ンコがウロウロしていました。
何処から入ってきたのかな?蟻ンコも1匹なら可愛らしいですが、列をなして自分より相当でかい虫の死骸なんか運んでいるのを見ると引きます。実家の庭で蟻の巣を発見すると巣穴に熱湯を注いで虐殺します。

さて、夏ですね。
アイスコーヒーが旨い季節です。
昔、学生の頃、夏休みを利用して神戸市は三宮の地下街で喫茶店のウエイトレスの短期アルバイトをしていた事があります。人生初アルバイトで、ただ注文を取って厨房に言って出てきたものを運ぶだけの行為にガチガチに緊張していました。
「オーダー」と言われたのに「オーレ」と聞き間違えてカフェオレを持って行ったり、コーヒーカップをトレイからテーブルに持っていく短い距離をガチャガチャガチャガチャ言わせたりして客の方が緊張するようなバイトっぷりでしたが、それも徐々に慣れて、常連のお客様に「やっと慣れてきたね」と言って頂けるくらいには仕事ができるようになってきた頃、事件は起きたのです。

そのお客様は初めてのお客様でしたが、入ってくるなり
「れい子!」
と、私に言ったのです。
え、れい子?礼子?麗子?玲子?
ぽかんとしている私になおもそのお客様は畳みかけます。
「れい子!れい子!」
いや、違う。私れい子じゃない。れい子なんて知らない…!
私は動揺しました。
このお客様は私を誰と勘違いしているのだろう?年の頃なら40〜50の間、当時私は19とか。娘?生き別れの娘と間違えてんの?幼い頃離婚して妻側に引き取られ、以来十数年会っていない娘の面差しが私に?どうしよう、そんなかわいそうなお父さんに違うと言っていいのだろうか。いや、でも、そうです、私がれい子ですと言う方が問題だろう。えっと…えっと…。
「なにしとんや!れい子やれい子!」
「いえ…あの…、すみません…。私、れい子じゃないんです…。キノコなんです…」
「…………。」

ああ、ショックを受けているわ。やっと再会できたと思った娘が赤の他人でショックを受けているわ…。でもごめんなさい、ホントに私、れい子じゃないから…!いつか本当のれい子に会える時が来ますから、きっと来ますから…!れい子も、れい子もきっと、北海道の大地でトウモロコシを育てながら大阪でたこ焼き屋の店舗拡大に失敗して借金を抱え闇金に追われ家族を守るために一家離散の道を選んだお父さんのことわかってくれてるよ。そりゃあ、辛いこともあったよ。正直、恨んだことも無いとは言わない。でも今はわかる、あの時のお父さんの気持ち…。お父さんが一番、辛かったんDA・YO・NE …!

「レーコって、アイスコーヒーのことや」
「はい。お父さん…え?」

関西では、喫茶店なんかではアイスコーヒーのことをレーコって言うんです。まあ割と一般的に。
でも私、大学は関西だったんですけどもともとの出身は関東なので知らなかったんですよ。

その日以来、店の厨房のアイスコーヒー製造器の横にマグネットでペーンと

レーコ→アイスコーヒー

と書かれたメモが貼られることになりました。

まあ、そんな失敗もありますよ…。

それから数日後、また新規のお客様がやってこられました。
そして私の顔を見るなり、

「みー子!」

ええええええ、またあ?しかも今度はみー子って、漢字は!?

翌日、
レーコ→アイスコーヒーのメモ書きの下に、新たなメモが書き加えられました。

ミーコ→ミルクコーヒー

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