雪原での戦闘!?
DOGAAAAN!
虎の子の手榴弾(最後の一発)を投げ、建物を背にラビッツから距離をとる。
ったく、冗談じゃない。なんて化け物だ。
悪態つく暇もなく、乗り捨てられている廃車の陰に身を隠し周りを見渡す。
辺りには誰もいない、少なくとも銃声はしないがそんなものは無意味だ。
オレが撃った弾丸で傷を負った奴が怒り狂い、敵味方見境無く皆殺しを始めた。
動くモノ、生きているモノ、自分以外のモノすべてをナイフで切り裂き、
何百メートルも離れているオレの、しかもコンテナの隙間に隠れて様子を
伺っているオレの視線を捕らえやがった。
「はぁ、はぁ、はぁ、っくそ、マジで化けモ…!?」
鳥肌がたち、とっさに真横へ飛び移る。
その直後、ナイフの一線が廃車を切り裂く。廃車がバターのように切り裂かれ
耳障りな音が響き渡る。
太陽の光を背に奴がこちらをゆっくりと向く。影で顔が隠れているため、表情は
伺えないが歪んだ笑みを浮かべた口と、大きく見開かれ、血走った目がこちらを
捕らえる。
本来なら偵察兵は基本的に対人戦闘、特に近接戦闘は不得手のはずだ。
だがコイツはむしろ、積極的に近接戦闘を仕掛けてくる。
ただのナイフ使いなら十分戦えるはずだった。だけどコイツは異常だ。
気配が全く無い、未来から来た某人型殺戮マシーンの方がまだ可愛げがあると
いうくらい無機質的で、まるで機械相手に戦っている気分だ。
呼吸、発汗、体臭といった人間臭いモノがまるで無い。そして何よりあの目だ。
感情が無く、こちらを敵とも人間とも、生き物とも認識していない。
まだ敵を嬲り殺すサディスティックな目をした兵士のほうがわかりやすくて
ずっとマシだ。
「このクソ化けモン!」
DOGAGAGAGA!
DC_TYPE89(自動小銃)をラビッツに向けて連射する。
だが奴は空中へジャンプし、体をねじりながら弾丸を全て避け、さらに
DB_COLT(拳銃)で反撃をする。
「うおっ!」
奴の弾丸がオレの太腿を貫く。
痛みに耐えながらDC_TYPE89(自動小銃)でけん制し、奴から離れる。
くそ、ドジッた。
服のすそを破り、止血に当てるが長くは持たない。
おまけに手持ちの弾丸が底をつきかけている。
手詰まりだ。どうする?
橋の下を潜り抜け、廃墟のビルに駆け込む。寒さと出血で体が重く感じる。
半開きになったシャッターを潜り抜けるとそこは死体で埋まっていた。
敵も味方も見境無く、ナイフで切り刻まれていた。
床にはおびただしいほどの空の薬きょうが転がっていた。
反撃する前にやられたのか、中にはまだ使える弾丸も武器も多数残っていた。
カツーン、カツーン
静かなビルの中で足音が響き渡る。余裕のつもりか、足音を隠そうともしない。
挑発のつもりか舐めるな、化けモン!
こちらを舐めているアイツの態度に、怒りが湧き上がる。
最後の力を振り絞り一か八か、最後の勝負に出る。
ど〜も、松文館のリーサルウェポンことPALUSで〜す。
いや〜最近、学生時代と比べてゲームで貫徹するのが辛くなってきました。
年かな、やっぱり……。ネットゲーム、いいですね。部屋にいながら世界中の
人たちと通信対戦できる。べんりですねぇ。
ネットはいいねぇ。まさに文化の極みだよ。(某第17使徒風)
寝不足でちょ〜っとハイになってますが、まあ気にしないで下さい。
今更ながらDSのスパロボWにハマってます。ゲッ○ーやマジ○ガー、ガン○
ムもいいですが、私は断然テッ○マンです、それもブ○ード。
ゲーム内で操るたびに、気分はまさにテックセクタァァァァァ!(意味不明)
でもあんまりやる時間(他のゲームをやっていて)が無いのでまだクリアして
ません。今夜も睡眠時間を削ってもプレイしてしまいそうです。
次回のブログまでにはクリアするぞぉ!では、失礼します!
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