2007/5/31 Thursday

海賊ものなら宝島だよね、やっぱ。

Filed under: 映画・DVD — N2 @ 2:40:14

ようやく風邪が治りつつあるN2でございます。

前回に引き続き、またまた映画を観てきましたよ……一人でな……(泣)
今回のお題は、話題の海賊映画第3作

「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」

でございます。
1作目の予想外の大当たりで、急遽決定した3部作の完結編ですね。
1作目が思いのほか面白かったので、好意的に続編製作を歓迎していたのですが……
正直、今作は期待ハズレでしたね……
めまぐるしく変わるキャラ配置、様々な疑問をどんどん置き去りにして進んでいくストーリー、まったく必要のないキャラが多すぎてウザイetc.etc……
画像のすごさと壮大なBGM、勢いと俳優の魅力だけで一気に見せるプロデューサー・ジェリー・ブラッカイマーの悪いところが久々に全開になってしまった残念な作品でした…
いや、それでもブラッカイマー作品はストーリーに目をつぶれば、それなりに楽しめるという唯一優れた部分があるのですが、今作はそれさえなく、3時間あまりただただダラダラ見させられるキツイ内容でした。
ここからチョットネタバレ入りますよ。
 

今シリーズの主人公ジャック・スパロウがなかなか出てこない、出てきても影薄すぎ…主役は誰なのよ?とか冒頭の少年は何者なのよ?とか、「クラーケン」どうしてあんなことになってるの?とか、あのキャラ大層な扱いのようだったけど結局あんなコトしかしないままどうなっちゃったのよ?とか、「伝説の海賊」って結局なんにもしてないジャン?とかとにかく疑問だらけなワケ!

 

なんかね、いろいろしようとしてまったく消化しきれなかったカンジでしょうか?
もっと単純な話しで良かったと思うんですよ、オレは。

ジャックを救うために「伝説の海賊」集合→いろいろあってジャック救出→さあ決戦だぁ!→大勝利!大団円!

コレくらいシンプルなストーリーにしておけば、各キャラの見せ場も作れただろうし複雑な人物関係で混乱することもなかったでしょうし、最後の戦いもあれだけ船を集め、さぁ戦いだ!ってのに何故かタイマン勝負になっててションボリってこともなかったと思うんですよね。まあ、これだといつものブラッカイマー作品になっちゃうんだけど、それでも今作よりは面白い作品になってたハズだしね…
なんか、いろんな意味で残念な作品でした。
数少ない良いところをあげるなら、ハンス・ジマーの音楽は相変わらず素晴らしかったってのと、キース・リチャーズよく出てくれましたってトコくらいかなぁ……ジャックがいっぱいってのはオレは楽しかったですよ!
期待が大きかっただけにホント残念でした。
ここ最近見た作品では、
「スパイダーマン3」>「ロッキー・ザ・ファイナル」>>>>>>>>>>>「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」
ってカンジ?
次は「300(スリーハンドレッド)」を観に行く予定です。
その次は多分「トランスフォーマー」かなぁ…
あ、その前に「ダイ・ハード4.0」があるね。

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